起こったこと

「小型二輪は250ccのバイクを指すか？」ということを問われて何と答えたら良いかわからなかった。

2つの法律と免許の区分

バイクは道路交通法と道路運送車両法はそれぞれの法律で区分の仕方が異なる。また免許での区分も存在する。ただ、いずれも排気量をベースに区分する仕組みとなっている。

道交法では車両区分として50cc以下が原付、50cc超400cc未満が普通自動二輪、400cc以上が大型自動二輪になる。

運転免許の区分は道路交通法とほぼ一緒だが、原付と普通自動二輪の間に50cc超125cc以下で普通自動二輪（小型）と呼ばれる区分があり、これを俗称として小型二輪と呼ぶことがある。

道路運送車両法では道路運送車両法施行規則として50cc以下が第1種原付、50cc超125cc以下が第2種原付、125cc超250cc以下が軽自動車二輪、250cc超が「二輪の小型自動車」と分類される。

大体が免許区分での「小型二輪」になる。なじみがあるのも「小型二輪」である。

上記のググったら出てくる免許区分が一般的であるとして、「小型二輪は250ccのバイクを指すか？」という問いに対してはNoと答えていい気がする。

これから陸運局に向かう人からこの問いを聞かれた場合は「だいたいあってる」と答えるのが正しいかもしれない。